その心理プロセスを示したのがAIDMAとAISASです。
まず、AIDMA(アイドマ)は、Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字を取ったものです。
アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」の仮説で、商売の基本としての消費者心理のプロセスをモデル化したもので、広告宣伝に対する消費者の心理プロセスを示したものです。
次にAIDMAに代わるモデルとして登場したのがAISASです。
AISAS(アイサス)では、サーチ(検索)→アクション(購入)→シェア(情報書き込み)となっています。
つまり、AISASでは、現在の消費者は興味を持ったらすぐに検索して口コミやレビューを探して評判や使用者の感想を確認しにいくとしています。
そして、結果、自分が納得したら、購入し、その使用感をブログなどでシェアすると言った訳です。
まさしくネット時代の消費者心理プロセスと言えそうです。
ところで、このAISASを発表した会社はどこだと思いますか?
日本の広告代理店の電通でした。