2011年01月08日

労働時間は1分単位

会社員の労働時間は1分単位で計算しなければいけません。

実運用では、自己申告で就労時間を把握するか、タイムカードで把握します。

私の会社では、PCのログオンで時刻を把握しますが、ログオン時間と自己申告時間の誤差30分を認めています。

大手食品メーカーで労働時間の誤魔化しが発覚して、手痛い仕打ちを受けました。

この会社ですが、セブンイレブンなどのコンビニ弁当を製造している会社ですが、30分未満の労働時間は切り捨てて給与計算していたのです。

内部告発から労働基準監督署により御用となりました。

その額なんと13億円で1万2千人分です。

1人あたり約10万円ですが、あくまで、時効期限が来ていない2年分だけです。

新聞記事には小さく乗っていただけですが考えられない法律違反なんですね。

裁判の争いで、よく法律解釈云々と言いますが、このケースでは明らかに分かっていて行っていたのです。

法令順守を掲げる会社が多くなりました。(当たり前ですが)

当たり前のことも守れない会社が、コンビニ弁当を作っているんです。

怖い限りです。

いや、寂しい限りです。


ラベル:診断士 資格 会社
posted by ネット田中 at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の会社生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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