2010年10月23日

緊急保証制度

227,861億円は、何の数字でしょうか?

実は、緊急保証制度で保証協会が保証した(つまり銀行が貸し付けた)平成20年10月31日〜平成22年10月22日の実績です。

貸しも貸したりで、なんと約23兆円ですから、その規模の大きさに驚くばかりです。

ただし、リーマンショック以降、不況にあえぐ、中小企業事業者の助けになったのは確かなようですね。

この、緊急保証制度ですが、来年3月の期限をもって再延長しない方針が決定したそうです。

経済環境はいまだに苦しい状況なのに大丈夫かなと思うのですが、そもそもの出発が緊急対応であり、前鳩山政権時代に延長された経緯もあり、再延長は、国民負担が過度に増えると判断されたようです。

良い政策でも、それには、どこかが負担するわけですから、負担と効果のバランスの問題となるわけです。

おさらいで、緊急保証制度を説明しておくと、民間金融機関による中小企業向け融資で、信用保証協会が100%保証するのです。

従来の融資は、保証協会が80%保証し、20%は金融機関がリスクを被るんです。

そうすると、銀行は融資に慎重になりますので、緊急対策で100%保証することで、貸しやすくしたのです。

ただ、一説には、1割は焦げ付くとの予測もあり、23兆円の1割で2兆3千億円が国民負担となるのです。

経済停滞の中で中小企業の事業環境は厳しさが増しそうです。



posted by ネット田中 at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の中小企業問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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