2010年08月19日

【書評】怒らないこと

久しぶりの書評です。

アルボムッレ・スマナサーラというスリランカ人の仏教長老が書いた本です。

何気に平積みされている、この本のタイトルに魅かれて読み始めました。

人は(私自身)年中、何かに怒っていますね。

この本では、怒らない人は、幸福を得る。と明快に説きます。

その理由が、とても論理的で納得感があるんですね。

怒りについても、詳細に分析していて、数種類に細分化し、その違いと対処法が書かれています。

自分が何かに怒って、一番損をして不幸になるのは、自分自身なんですね。

何か、読み終わった後、自分の怒りについて冷静に分析するようになりました。

ストレス解消法などのノウハウ本がたくさん出ていますが、人間関係に悩んでいる人、ストレスの多い人には、是非、読んでいただきたい一冊です。

仏教の教えにも若干ふれていて、続本の「怒らないこと2」では、自我はないと説きます。

ここまで来ると、若干難解で、そんなものかな〜という印象を受けます。

でも、難しいテーマに係らず個々の説法にこだわらずに読み進めれば、スラスラ読めるところが人気の秘密ではないでしょうか。

怒りっぽい人には、是非お勧めの1冊です。

アルボムッレ・スマナサーラ著 「怒らないこと」 サンガ新書 ¥700.です。

安い!!
ラベル:診断士 書評
posted by ネット田中 at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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