2010年08月09日

ヘッブの法則と生涯学習

カナダの心理学者ドナルド・ヘップという人がいました。

『行動の構造』という本を書いたのですが、我々の習慣や学習について興味深い答えを提示しました。

例えば、外部からの刺激を受けると、脳にある「ニューロン」が発火し、ニューロンの発火が「シナプス」を通じて別のニューロンへ次々と伝達されて最後に「行動」が起こるのです。

これが繰り返されると、伝達効率が良くなり、長期記憶や習慣となるのです。

ニューロンの伝達効率がよくなって、はじめて習慣が身につくんですね。

年を重ねるごとに判断力は増しますが、記憶力は衰えます。

資格学習をはじめ、いろんなものを学習しようという気持ちは、年とともに衰えるのでしょうか。

中小企業診断士の1次試験が昨日ありましたが、毎年、60歳代を超える受験者がいます。

学習習慣は、結して年とともに衰えるものではなく、好奇心豊かに楽しめる人の個性に寄るところが大きいと感じます。

習慣は、よく、印象の強さ(インパクト)×回数と言われます。

印象の強さは、まさしく楽しむ強さだと思うのです。

何歳になっても、楽しく学べる自分でありたいと願うのです。


ラベル:診断士 資格 学習
posted by ネット田中 at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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