2010年07月19日

ユーロ離脱

円高が進行しています。

通貨の動向は、経済を語る上でかかせません。

経済危機に喘ぐ、EU諸国ですが、ユーロから離脱する国も出るかと危惧されています。

財政赤字が深刻になると、通常は自国通貨を安くして事態の収拾に向かわせます。

自国通貨をを使っていれば、金利を低くすることで景気を刺激することができるのです。

また、自国の通貨が安くなれば、相対的に輸出競争力が増します。

観光資源の豊かな国は、通貨の安さで観光客を呼び込めるのです。

通貨安は、輸入品の高騰でインフレに進みやすく、国の累積赤字は実質で軽減されます。

ただ、ユーロ圏では、このメリットを享受できないのです。

自分の国の銀行の金利だけ安くしても、みんな、他のユーロの銀行に預けてしまいますね。

共通通貨を使うメリットも確かにたくさんありますが、財政赤字に対する政策の切り札が使えないのです。

例えば、ギリシャですが、世界に名だたる観光立国ですが、同じユーロ圏内の国からの観光客増は見込めません。

この辺りに、ユーロ離脱の噂の真相がありそうですね。

ただし、歴史的なユーロ安を背景にユーロ圏以外の国からの観光客は見込めることでしょう。

EU諸国の経済が早く安定することを願うばかりです。

posted by ネット田中 at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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