2010年05月22日

稼業と事業

サラリーマンから起業しようとする場合、思い悩みますね。

本当にやっていけるのか?

自問自答するわけです。

起業支援についての話です。

週末起業といって、まずは、お試しでプチ起業しましょう。とか起業支援コンサルタントなる者まで、起業がマーケットになりつつあります。

中小企業診断士も、資格取得の理由の上位に脱サラ願望があがります。

診断士の資格取得支援自体も起業マーケットの範疇に入るかもしれません。

起業支援活況の中でも、総じて言えることは、とても慎重なアドバイスが多いことです。

起業家と聞くと、どんな印象を受けますか。

ソフトバンクの孫さんのような大成功者か、または、全財産を失って夜逃げから自殺にまで、と悲惨な話の二通りです。

つまり、両極端なんですね。

実際は、間違いなくその中間の層が大多数なのであり、孫さんになることも、自殺に追い込まれることも、極めてまれなんです。

つまり、大事なのは起業して何を成功とするかのゴールを決めることです。

中小企業診断士としてサラリーマンを辞めて独立すべきか。

思い悩んだ友人から相談を受けた私の質問は幾らぐらい稼ぎたいの?

好きな仕事をするんだから、食えればいいんだ!とのこと。

私は、すぐに会社を辞めて独立しなさいと背中を押してやりました。

診断士でなくても一人でやる仕事は事業では無く稼業です。

健康な人間が本当に好きなことを真面目にやって、失敗するはずがない。まして、そのゴールが食えれば良い程度なら尚更です。

ゴールが年収1億と言われれば、ちゃんと綿密な作戦を立てようとアドバイスするのですが。

かように、日本人の起業の意識は、低い?のかな〜と、考えさせられました。

以前にも記事として書きましたが、企業内診断士が独立しない理由は、会社の方が居心地が良いからなんです。

収入が安定していて、仕事も、そこそこ満足、それを捨て去るほどまでには診断士の仕事にあこがれていない。

ただ、今の安定が保証されているわけではなく、複線人生として、もうひとつの線路を用意しているのです。

不況の時には資格ブームになる理由がわかりますね。



ラベル:診断士 起業
posted by ネット田中 at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の中小企業問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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