2010年05月10日

ヒヤリハットの法則

ヒヤリハットの法則とは、ある重大事故の背景には29倍の軽微な事故と300倍のヒヤリハットが存在する、という法則です。

発案者は、米国の損害保険会社の会社員だったハインリッヒさんです。

ハインリッヒさんは、数千件の労働災害について調べ、先の法則を統計的に導いたのです。

その後、製造現場などで、この法則を応用して、劇的に事故や災害を減らしたことから、俄然注目されました。

そのためヒヤリハットの法則は、ハインリッヒの法則とも呼ばれています。

実は、この法則の奥深いのは、事故や災害にだけではなく、成功事例にも例えられています。

つまり、大成功は偶然起きるのではなく、大成功の裏には、29倍の小さな成功があり、さらに300倍の成功に導く行動習慣があるのです。

何か行動を起こした時、すぐに結果として現れなくてもあせってはいけません。

ヒヤリハットがすぐに大事故にならないのと同様に、その積み重ねが大事なんですね。

昔、西川きよしさんが、選挙演説で小さなことからコツコツと、という選挙フレーズを思い浮かべました。

古い。とツッコミを入れた人。

貴方も同類ですね。

posted by ネット田中 at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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