ハング・パーラメントは、「ちゅうぶらりんな(中途半端な)議会」という意味です。
イギリスの選挙で、保守党が勝利しましたね。
でも、過半数を獲得できず、第3極の自民党との連立が協議されています。
現政権の労働党にしろ、保守党にしろ、絶対多数には程遠く、議会は混乱が必至です。
その議会の状態を揶揄して、ハング・パーラメントと呼ばれているのです。
日本でも、政権交代はしたが今ひとつの民主党と、奪還を目指す自民党、それに第3極を担う少数政党が登場しています。
ちょうど、議会制民主主義のお手本としてきた、イギリス議会に似てきていないでしょうか。
夏の参議院選挙をキッカケに、日本の議会もハング・パーラメントになる予感がするのです。
2010年05月08日
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