2010年04月27日

BOPビジネス活況

世界同時不況から、ようやく経済も若干持ち直したようですが、その牽引役になっているのが、新興国の経済発展ですね。

その影響もあってBOPビジネスが益々活況となっています。

BOPは、base of the pyramid の略字で年収3000ドル(約30万円)未満の階層を言います。

その総数は45億人で潜在的市場規模は5兆円と言われています。

日本企業の成功事例をあげると、蚊取り線香のフマキラーは蚊の多いインドネシアで1箱5円で販売、コスト削減のため、原材料を現地調達しました。

成功事例も多く、活況となっているBOPビジネスですが、結して参入の壁は低くありません。

BOPビジネスの舞台は、アジアやアフリカなどの政治や経済、社会インフラや技術が進んでいない国々です。

厳しい条件の中で消費者に社会的価値と経済的価値をともに満たすことを求められます。

しかし、モノつくり大国の日本の技術と精神は、着実に現地に受け入れられており、ますます活躍の場が広がりそうです。

ラベル:診断士 資格 経済
posted by ネット田中 at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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