2010年04月24日

公訴時効

悪いことをした犯罪者は裁判にかけられて罰を受けます。

犯人が捕まらず長い年月がたつと、罪を問えなくなるのが、公訴時効、または時効と呼ばれる制度です。

新党ばやりで、公訴時効に関する世論の関心が薄くなっているような気がするのです。

公訴時効見直しのキッカケは、未解決事件の被害者遺族からの悲痛な嘆願なのです。

罪を犯して逃げているのに、罰せられないのは、おかしい。

いつかは、捕まえて償ってもらうと考えることが、遺族の心の支えにもなるんです。

もうひとつの時代背景に捜査技術の進展があげられます。

DNA鑑定など科学捜査の技術が進展し、物証などを保存し、何年後でも有力な証拠として提出できるようになりました。

海外を見ると、イギリスのような時効制度が無い国や、アメリカなどでは、殺人に限っては、時効のない州があったりします。

今回の改正では、殺人などは時効を廃止し、重大犯罪の時効期限を延長することにしました。

順調に進めば6月ごろに改正法が成立し、すぐに施行されそうです。

良いことばかりですね、と一見思われがちですが、問題点も指摘されています。

今進行している時効事件も、改正対象となっており、遡及効を禁止している憲法に違反しないかの論議です。

ただ、私には、この問題は、法律の建前論義であまり興味がありません。

むしろ、冤罪を如何に生まないかの制度運用面を危惧するのです。

いかがでしょうか。

ラベル:診断士 資格 法律
posted by ネット田中 at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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