2010年03月06日

賃金の下方硬直性

賃金の下方硬直性は、労働者の賃金には下がりにくい性質を持っていることを言います。

初めに言い出したのは、かの有名なケインズですね。

下がりにくい理由の一つに労働組合の存在があります。

ちょうど今時期が春闘交渉の時期で、今年は、もっぱら、定期昇給が話題になっています。

労働組合側からすれば当然の要求でしょうが、労働組合の要求が通るほど完全失業率が上昇するというのは、ご存知でしょうか。

労働組合が悪いわけではないのですが、皮肉な現象なのです。

このメカニズムをケインズが説明しており、そこで登場するのが賃金の下方硬直性なのです。

現在の完全失業率ですが総務省発表の平成22年1月の速報値では、4.9%で2ヵ月連続して低下しました。

低下傾向は喜ぶべきことですが、年齢別に見ると若年層ほど高く、15〜24歳で8.5%、25〜34歳が6.2%です。

この不況期で一番苦労しているのは、若い人と言えそうですね。



posted by ネット田中 at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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