2010年01月06日

BOPビジネスの本質

今年の経済のキーワードは、ECOとBOPと言われています。

ECOは環境ビジネスとしてお馴染みですが、BOPは聞き慣れないのではと思います。

BOPは、Base of the Economic Pyramid の頭文字。

ベース・オブ・ピラミットとかボトム・オブ・ピラミットと呼ぶ人もいます。

私は、ボトムという呼び名が嫌いなので、ベース・オブ・ピラミットが良いと思います。

世界資源研究所と言うところが、収入別に3つの層に分類しました。

富裕層と中間層と貧困層ですが、貧困層を年間所得3千ドル(約27万円)以下としました。

実は、この層が最も多く、調査対象国55億人中、なんと約7割の40億人なんです。

これまでは、貧困層は援助の対象ではあっても、ビジネスの対象とは考えられていませんでした。

しかし近年の研究において、その層の消費金額は、富裕層と中間層を足した額を上回ることが知られようになりました。

また、これらBOP層は質の悪い製品やサービスを割高な価格で買わざるを得ない状況が続いているのです。

そこで、BOP層にも購入できるような製品やサービスを工夫することにより持続的に途上国の社会課題を解決してくれる可能性があるのです。

BOPビジネスの本質的意義は、ここにあると私は思います。

ODAでは解決できない持続可能な発展モデルとして、日本の生産技術と創意工夫が生かされる場面と強く期待するのです。
posted by ネット田中 at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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