2010年01月03日

失われたGDP

昨年08年度の名目GDPが約494兆円です。

GDP(国内総生産)は、一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額ですが、昨年度は−4.2%の成長率です。

また、GDPは、取引された財やサービスの生産のみが計上されるので、家事労働や自家消費の農業生産、ボランティア活動などは計上されません。

その他にも計上されないGDP(失われたGDP)があります。

日本企業が海外で生み出している付加価値額です。

07年度推計で34兆円と言いますから、GDPの1割弱で結して無視できない規模になっています。

海外進出の理由には幾つかありますが、安価な労働力と税負担の軽減が主な理由とか。

経団連は、日本の税率(約40%)を下げないと海外にでるしかないと主張します。

先進諸国の税率が25%近辺であることから一見、説得力があるように見えますね。

でも、大手企業の実際の負担率は、24.5%と欧米グローバル企業並みの低負担なんです。

これすべて、節税対策に取り組んだ結果ですが。

企業の海外進出の流れを止めることはできないのか?

失われたGDPを取り戻す政策が望まれるところです。





posted by ネット田中 at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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