「ぼくは無職だけど働きたいと思ってる」です。
書店のコミックコーナーでは無くビジネス書のコーナーに平積みされているのが目に留まりました。
ごく平凡なサラリーマンの村田君が、過酷なテレアポ営業から、ついに無職となってしまいます。
安易に考えていた再就職もままならず、ネットにハマり、ネットで知り合った彼女にもふられてしまいますが、何気に働き始めた清掃のアルバイトで「働くこと」についての意味について考えることになります。
特別な才能も能力も持たない、本当にどこにでもいるような普通のキャラクターです。
ほんわかした村田君にどこか自分自身を重ねてしまうんですね。
単なる「コミック」として読んでも良いし、リアルな小説としてお読みいただいても結構かと。
急げば3,40分ぐらいで読めてしまいますので書店で目に触れましたら是非、立ち読みでも読んでみてください。(やっぱりダメ!最初の数頁を読んで面白ければお買い上げくださいね。)
サラリーマンにお勧めコミックです。
しらいさりいさん作「ぼくは無職だけど働きたいと思ってる」朝日新聞出版 ¥980 です。
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