2009年12月19日

中小企業金融円滑化法の本質

中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)が12月4日に施行されました。

この法律は、中小企業支援を目的に民主党政権が打ち出した目玉政策です。

中小企業がこの法律をどう活用すべきか?

返済猶予が中小企業に対してどのような影響を及ぼすのか?

注目すべき点(結果が見えない点で)が多い法律ですね。

良かれと思った法律が意外と中小企業経営のバックギアを引く可能性もありかと。

この法律は、平成23年3月31日までの時限立法です。

厳格に適用されれば影響は大きい法律で、金融機関の出方が注目されると思います。

論理的に考えて矛盾の多い法律ですが、結局、中小企業の救済につながるのか、どうかは今後の様子を見るしかありませんね。

ただ、金融機関の経営にしわ寄せが来るのは、間違いありませんが。

posted by ネット田中 at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の中小企業問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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