2009年09月20日

ピグー効果と退職金

消費行動は、フローの収入だけではなく、ストックの資産に影響される。

イギリスの経済学者、ピグーが主張した理論です。

日本でも実証されました。

2007年問題とも言われました、団塊世代の大量退職、技術伝承に危惧する問題とは別に、その莫大な退職金が消費にまわり、経済効果が高いと論じられていました。

実際に3カ年で約50兆円の退職金が支払われ、年金逃げ切り世代として、年金と退職金で、日本一裕福な世代と言われています。

でも、実際は、期待はずれも極端で、前年実績も下回るほど、お金を使わないのです。

なぜか?

これを説明するのがピグー効果です。

フローの所得(年金、一時退職金)が増えても、ストックの資産が目減りしているからなのです。

株式投資、投資信託、土地建物、など資産が目減りしていて、その逆効果で消費に廻らないと考えられます。

たしかに、この年代層が最も投資に踊らされた世代なんですね。

退職金を差し引いても、手持ち資産の減少を補えないと言われています。

そんじゃ、またもう一回、バブルを!

とんでもないですね。

ハイリターンにはハイリスクが必ず付いて廻ります。

フローの蓄積がストックになる、正常循環が、私は正しいと思うのですが。

いかがでしょうか。




ラベル:診断士 資格 経済
posted by ネット田中 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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