2009年08月23日

民法大改正着手

今朝の新聞紙面トップで民法が明治以来、初の大改正に着手とありました。

今回の改正は、債権法です。

民法は、法律の中でも、最も難解と言われています。

憲法が約100の条文がありますが、民法は、約1000の条文があって、尚且つ、各条文に付則がてんこ盛りなんです。

それに輪をかけて、準用が多くて、第何条何項を準用する。なんて記載されているので、法律家を目指す方には、民法を制する者が法律を制すると言われているそうです。

今回の改正は、民法の中でも複雑な第3偏に関する条文で約400と言われています。

制定された明治時代の社会情勢から100年以上が経ち、以前から改正を望む声が多くありました。

事例を上げると、契約に関する法律で、民法では13種類の契約形態をあげています。

名前があることから、有名契約とか典型契約と言われています。

一方、契約の原則に契約自由の原則があって、どういう契約を結ぼうが基本的に自由なんですね。

もちろん、公序良俗に反する(例えば人身売買とか愛人契約)契約は無効ですが。

ビシッと契約書を交わしておけば、概ね、問題無いのですが、我々の生活の中で、いちいち契約書を交わしたりしないのが一般的ですよね。

新ビジネスが次々と出てくる昨今は、非常にまずいのです。

先の典型契約に当てはまらないのです。

また、怪しい契約書を取り付けて、問題となることも多く、消費者保護の観点からも、しっかり法律を変えようという趣旨なのです。

もう一つ、わかりやすい事例を。

消滅時効です。

飲食店の時効が1年、医療請求は3年、物の売り買いが10年、不法行為が30年などバラバラなんです。

じゃ、パソコンにダウンロードした代金請求の消滅時効は? こういう場合は? と次々と争いになります。

この民法債権偏の大改正ですが、議論を重ねて、早くて2012年〜とのこです。

世のサラリーマンの皆様

飲み屋のツケを踏み倒すのは、今のうちです。(冗談)


ラベル:診断士 法律 資格
posted by ネット田中 at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック