2009年08月12日

コンビニ廃棄とPOS

コンビニ大手が公正取引委員会から排除勧告を受けました。

コンビニ各店での賞味期限切れ直前の値引き販売を実質禁止強制していたとのことです。

単純に考えれば、廃棄するより値引き販売すれば、消費者も喜ぶし、店も廃棄費用を考えれば儲かるんだから良いじゃないのと思うんです。

でも、やはりコンビニならではのビジネスモデル上の弱点があるんですね。

そのひとつのキーワードがPOSなんです。

POSは単純なレジではなく、売れ筋商品を把握する、重要な機能があります。

売れ残り商品が値引き販売されて、売れたと把握されてしまえば、次も同量の商品が補充されてしまいます。

そうすると値引き販売が恒常的に当たり前になってしまうんですね。

一方、スーパーでは弁当や総菜が値引き販売されるのは、あたりまえですが、やはり店舗運営上の大きな違いがあります。

スーパーは弁当や総菜の調理は、その店舗で行われます。

これを、インストアキッチンと言います。

対するコンビニは、専用製造工場を持つセントラルキッチン方式で、POSからのデータを分析して、幾ら造るかが決定されます。

スーパーでの値引きは、店舗責任者がその日のお客の流れを判断して臨機応変に値引きを実施します。合わせて製造量も調整するんですね。

コンビニでは、店長以外はアルバイトとパートですから値引の権限や裁量も問題となります。

結局は、コンビニ本部のエゴで値引禁止をしていたわけではなさそうです。

コンビニ業界は飽和状態と言われていますが、過去も頭打ち状態からATM設置や宅配便、公共料金収納など、まさしく、便利(コンビニ)を追求し成長してきました。

きっと今回の難題もクリアするものと期待しています。



ラベル:診断士 資格 経済
posted by ネット田中 at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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