2009年07月20日

アイファース?

損益計算書、貸借対照表、キュッシュフロー計算書、この3つが理解できなければ、中小企業診断士合格の可能性はありません!

これは、私が受験時代、受験校講師の話です。

財務分野では、あまりにもお馴染み過ぎて、説明が不要ですね。

でも、近い将来、お馴染みの財務諸表が、がらりと変わりそうなのです。

今月の、週刊ダイヤモンド特集が「IFRS」です。

アイファースって呼ぶらしいのでが、統一した呼び名は、まだ、定着していません。

アイファースって何ぞや?というと。

すでに、世界100カ国以上で採用されている国際会計基準のことなんです。

また、アメリカ!やってくれますね。と誤解した方は、注意です。

IFRS(国際財務報告基準)は、2005年よりEU市場での統一基準として採用されているのです。

日本でも、2009年度から「選択適用」が認められ、2015年度にも上場企業への強制適用が義務づけられるかの瀬戸際にきているのです。

では、どういう影響があるのか?

たとえば、トヨタ自動車の利益が今より9000億円も減少するのです。

会計基準を変えるだけで、企業の業績評価指標が、変わってしますのです。

国際会計基準は、確実に会社や業務を変化させます。

利益などの概念も変わり、企業の業績を読み解く指標も大きく変化します。

昔、会計ビックバンという、ふれこみで、国際会計基準なるのもが、次々に導入されましたね。

時価会計、退職給付会計、などなど。

でも、これすべて、国際標準でなくて、アメリカ標準なんですね。

ちゃくちゃくと、会計標準化の基礎を築いたのは、実は、欧州EUだったのです。

アメリカもこの会計基準に従うべく白旗をあげました。

アメリカ追随の日本は、語るべきものもありませんね。

資格試験でも、さ来年あたりからは、IFRS基準での会計知識の試験が実施されると予想されます。

とにかく、財務諸表3表が、がらりと変わり、純利益が、包括利益に変わるんですから、大騒ぎですね。

いや、誰も、騒いでいない?

騒がない、そういう今に危機感を感じるのは私だけでしょうか。
posted by ネット田中 at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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