ただ、我々一般サラリーマンには少しも実感がありませんね。
夏のボーナスも出揃った頃ですが、軒並み減少とのことで、厳しさ一段増しと言ったところでしょうか。
このように、景気動向との差には、景気判断の基礎データに原因がありそうです。
そもそも、景気判断は、GDPの大きさや、企業アンケートなどをベースに日銀が日銀短観として発表しています。
日銀短観は四半期毎に発表され重要な判断材料には、業況判断DIなるものがありますが、調査対象が企業であるため、サラリーマンなどの一般消費者との意識に差が生じるのです。
まあ、企業が儲かれば給料も上がり消費も増えて好循環になるとの前提に立っているのでしょうす。
でも、過去も企業は儲かっても賃金に反映させずに、せっせと内部留保を積むか、投資家への配当に回してきました。
景気回復が実感できる時は本当に来るのか?
不安に感じるのは私だけでしょうか。
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