2009年06月27日

診断士の年収と生き方

私が診断士登録をした翌年ですから3年程前に、中小企業診断協会で会員に対して年収に関するアンケート調査がありました。

1000万円以上の高額所得者が数%で、700万円前後と300万円以下が多数の結果となっています。

もちろん、アンケート方法や回答の中身に疑問もたくさんあり、この調査が実態に必ずしもあっているとは言えませんが、私の経験から言うと傾向としては、かなり実態に則しています。

1000万円超の診断士の傾向は、法人にしている場合があり、年収というより売上金額を記載しているケースが見られます。

特に2000万円から3000万円超は、かなりの確率でこのケースとみて取れます。

また、売れっ子診断士のもう一つの傾向が、診断業務やコンサルティング業務では無く、講演や執筆業を中心に置いているケースが目につきます。

特に講演は、得意の分野のテーマを繰り返し話しますので、準備時間を合わせた時間単価は、かなり高くなり、効率の良い仕事と言えます。

例えば、2時間講演で10万円+交通費、秋の講演シーズンだと1日2回〜3回の講演もあり、年間100回で1000万円!経費ゼロです。

羨ましいかぎりですね。

一方、300万円未満のケースは、いわゆる年金診断士と言われる方が多数を占めています。

大企業の方が多く定年退職後、ライフワークとして、会社時代の人脈や公的関係の仕事を中心に活動されています。

これも、また、素敵な生き方ではないでしょうか。

最後に中間層所得の方が、本来的な診断士業務としての、中小企業向けコンサルティング業務を主軸として活動されています。

よく、一旦、コンサルティング会社に勤めて、独立するのが本流のような話をされる方がいますが、全否定しないまでも、正しくはありません。

例えば、30代前半くらいの年齢の方なら、それもありかなと思いますが、社会経験と人脈を積んだ、40代、50代の方なら、そんな遠回りする必要が無いからです。

また、この中間層グループの王道パターンというのがあり、それが顧問契約です。

数社と顧問契約を結び、その顧問先経営者の良き経営アドバイザーとして活動するのです。

顧問契約金が月10万円〜で、これが数社あり固定収入となり、事案ごとに別に報酬を得ることになります。

皆がこれを目指すのは、収入的にも、労力や精神的にも、一番安心だからです。

また、自分が長きにアドバイスした企業が成長する姿を見る達成感は格別なものがあります。

最後に診断士の年収として中小企業診断協会での活動があります。

今年の総会では協会史上はじめて診断士が中小企業診断協会の会長に就任しました。

いままでは?

もちろん、経済産業省からの天下り官僚です。

ちなみに、会長職の給与は年間2000万円です。

皆さんも、中小企業診断協会会長を目指されてみてはいかがでしょうか。

posted by ネット田中 at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の協会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック