2009年05月23日

【書評】チーズはどこへ消えた?

本の整理をしていました。

書棚が一杯になった頃に整理をして、近くのブックオフに売りに行くのです。

また、これに時間がかかるんです。

懐かしげに読みはじめてしまうからです。

その中の1冊「チーズはどこで消えた?」を紹介します。

10年くらい前にベストセラーになった本ですね。

読まれたかも多いのではないでしょうか。

寓話としても読めるし、企業変革をテーマとしたビジネス本としても読めます。

あるいは、人生をテーマとしたノウハウ本とも言えるのかな。

物語は、チーズのある場所で長年幸せにくらしていた小人2人とネズミ2匹が、ある日突然チーズがなくなったことに気づき、途方に暮れます。

さて、それぞれどういう行動をとったかという設定です。

小人は分析的で悲観論者、ネズミは直感的で楽観論者といったところでしょうか。

結局、ネズミが新しいチーズを発見し、小人の1人も自分を反省し恐怖に打ち勝ってチーズの場所にたどりつくのです。

この本では、変化を見逃さない。変化を恐れない。

そして変化に適応し楽しむことを推奨しています。

物語の後段で、友人達がこの物語についてディスカッションするのです。

この辺が、当時、多くの企業で社内教育の教材にも取り入れられたゆえんでしょうか。

1時間ほどで読めてしまう、とても、読みやすい本です。

この本は、今でも、売れつづけているそうです。

変化の激しい世の中にあって、何かの対処法を模索する人に支持されているのでしょう。

スペンサー・ジョンソン著 チーズはどこえ消えた? 扶桑社 880円

最後に、ブックオフに100冊近く持ち込んだ代金は2220円でした。

posted by ネット田中 at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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