このグラン・トリノをこよなく愛する、アメリカ偏屈頑固おやじに扮するのがクリント・イースト・ウッドです。
ミリオンダラーベイビーという映画がありましたね。
名作ではありますがエンデンングが救いが無いくらい暗かったのです。
そのイメージを持ちながら、この映画を見ましたが、全く違った印象を持ちました。
悲劇のエンディングですが、救われた感動があるんです。
人種偏見、差別、蔑視語満載ですが、ユーモアを織り交ぜて、不快にさせない。
見事な演出です。
すっかり、おじいさんになった、クリント・イースト・ウットがとてもカッコ良いのです。
最後の結末は絶対に見逃せませんよ。
しかし、隣に座ったおばちゃんペアがうるさかった。
小声で、来ちゃダメ!そこ危ない!てな具合で、もう映画の世界に浸りきって声にだいしているのです。
まあ、そのくらいのめり込む名作です。
暗い映画イメージで、ためらっている方、期待を裏切らない感動作品です。
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