スラムドッグ$ミリオネアという今年度アカデミー賞作品賞を受賞した名作です。
スラムドッグは野良犬、ミリオネアは億万長者、タイトルどおりスラム街の孤児がクイズで億万長者になる物語です。
うまく表現できませんが、娯楽作品としても、差別をテーマとした社会派作品としても、見る人によって感じ方は様々ではないでしょうか。
私は、スラム街ムンバイの変貌と主役少年の彼女(名前を覚えていません)の美しかったのが印象に残りました。
ところで、アカデミー賞は、アメリカで公開された映画の中から最も優れた作品に贈られる賞です。
アカデミー会員はアメリカ映画関係者6000人で、会員投票で選ばれます。
アメリカ映画と言いながら、監督はイギリス人、ロケはインド、低予算、アメリカ人に馴染みの無い字幕映画、有名俳優もいない。
異例づくしのアカデミー賞受賞だったのです。
逆にそれを度外視しても、感動を与える映画なのです。
皆さんにも自信を持ってお勧めできる一作です。
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