2009年04月14日

関税の悩ましさ

関税は外国から輸入する貨物に課せられる税金です。

経済不況の中、各国の首脳会議では、保護主義に走らないよう協調しようと申し合わせました。

保護主義の例の一つは、為替政策ですが、もう一つが、この関税です。

関税の目的は、国家収入増と自国産業保護ですが、世界中の国がみんなで高関税をかけたら貿易は拡大しませんね。

それこそ、負のスパイラルで、大恐慌の恐れまであります。

そもそも関税は、海外からの安い輸入品で、自国の産業が衰退するのを防ごうとするんです。

でも、これも諸刃の剣で、過保護に守れば守るほど競争力が落ちるし、高い物を国民が買わざるをえないという矛盾が発生します。

つまり、関税は、あると問題、無いと問題という悩ましいものなんです。

ところで、ご存知の通り、日本の高関税品目の筆頭は農産物です。

それでなくても低い国内自給率、国内農業の保護と競争力の両立は簡単ではなさそうです。


posted by ネット田中 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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