2009年02月25日

日銀の公開市場操作

診断士受験対策問題 : 公開市場操作とはなんでしょうか?

--------- 末尾に解答があります ----------

世界的な経済不況の中で、中小企業のみならず大手企業の資金調達も深刻な状態になっています。

金融機関は企業融資に対する姿勢をますます厳しくしており大手企業といえども例外ではない状況なのです。

中小企業の資金調達の方法は銀行融資が中心ですが大手企業は社債やコマーシャルペーパーの(CP)発行という手段があります。

コマーシャルペーパー(CP)は最近の新聞紙面でも度々登場する機会が多くなりました。

CPを簡単に説明すると、大手企業しか発行できない、1年未満の短期の社債、と思っていただければ良いと思います。

また、利率は格付けによって決まり主に金融機関が引き受け先となります。

日銀は企業の資金繰り支援対策としてコマーシャルペーパーの買い取りまで行う異常事態にまで発展しました。

なぜ、異常事態かというと特定企業のCPを買い取ることが日銀の本来的役割として妥当なのかに疑問が生じるからです。

逆に見れば、それぐらいに大手企業を含めて資金需要が切迫していると見ることができ、日銀も出来うる政策を総動員していると言えます。

米リーマンの破綻からGMの経営危機問題まで超大手企業といえども破綻の危険性がある昨今、日本でも資金調達の一面からもその深刻さが伝わります。

---------  解   答  ----------

公開市場操作とは日銀が行う金融政策の1つです。

日銀が手持ちの手形や国債を売ったり,市中から証券を買ったりして通貨量の調節を行います。

オペレーションとも呼ばれています。

日銀は金融市場に資金がだぶついて景気が過熱している時は、証券を金融市場へ売り、現金を吸収(売りオペ)します。

反対に、金融市場に資金が不足している時は証券を買いあげて,金融市場に資金を供給(買いオペ)します。

先のコマーシャルペーパーの買い取りは、日銀公開市場操作の買いオペレーションというわけです。

ただし、通常は国債の売り買いが主体なんですね。
posted by ネット田中 at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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