2009年01月20日

『情報通信法』新法の難題

仮称『情報通信法』の法案議論が活発化しています。

ネットがメディアとして成熟している中で、ネットでテレビを見たり、逆にテレビがネット配信したりするのに法整備の遅れが指摘されています。

現在、通信(ネット)と放送(テレビ)は別々の法律で規制されており、輪をかけて通信設備についても別の法律が存在します。

例えば、通信設備で言えば、有線の場合は有線電気通信法で無線の場合は電波法となります。

また、通信関連で言えば、プロバイダー責任制限法やNTT法などの電気通信事業法があります。

放送については、放送法、有線ラジオ放送法、有線テレビ放送法、電気通信役務利用放送法など

では、ネットでテレビ、テレビでネットの場合、どの法律を適用するの?

このあたりが、先進国中、日本が大きく出遅れている理由の一つとされています。

では、新法案は、大まかに言って、3層の法律に統合しようとしています。

・コンテンツ(テレビ番組、ネット動画など)に関する法律
・伝送サービス(電話、ネット接続など)に関する法律
・伝送設備(通信回線、無線基地局など)に関する法律

双方の垣根を取り払い、新規参入による競争を促し、新しいサービスの開発や柔軟なビジネス展開が見込めます。

産業にとっても利用者にとってもいいこと尽くめなんです。

ただ、法律案にすると意見が分かれる難題もあります。

例えば、ネット規制です。

テレビ番組内容は規制されているのに、ネット(例えばブログやHPなど)には何も規制がないままで良いのか。

確かに、ネット情報には極めて悪質で有害な情報も含まれており、表現の自由と公共の福祉との兼ね合いの調整は必要ですね。

ちなみに、本法整備の検討委員会ではネット規制に踏み込まない様子とか。

ネット業界とマスメディアの反対が大きかったようです。

私はネット規制には賛成です。

規制の線をどこで引くかの議論が大事だと思うのですが。

皆様はネット規制。賛成ですか?反対ですか?
posted by ネット田中 at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のIT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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