2009年01月14日

不確実な時代のゲーム理論

経済理論を展開する時、よく完全市場を前提にします。

市場参加者は完全な情報を瞬時にコスト無に得られるという前提条件を言います。

その前提にたって合理的な(効用を最大化する)行動をするとします。

現実にはどうでしょうか。

現実の不確実な経済の構造を捉えようとするのが「ゲーム理論」です。

ハンガリー生まれの数学者でコンピュータの生みの親とも言われているノイマン氏が提唱しました。

経済学から出発したゲーム理論は、社会学、政治学、経営学と幅広く発展しました。

アメリカ、オバマ新政権の経済運営が注目されますが、従来のケインズ理論を基礎にした公共投資による有効需要を喚起するだけでは、不確実の時代の経済運営は難しそうです。

そういう不確実な時代だからこそノイマンのゲーム理論の素晴らしさが再認識されています。

ここで、ゲーム理論の実例で最も有名な実例をご紹介します。

「囚人のジレンマ」というものです。

ある事件の容疑者2人を逮捕しました。

別々の部屋で尋問が始まります。

黙秘するか、または、自白するか 囚人には二つの選択があります。

片方が自白した場合、自白した方が1年の刑、黙秘した方が10年の刑

両方が自白した場合、両方が5年の刑です。

両方が黙秘した場合、両方が2年の刑です。

相手が裏切るかどうか、相手の出方によって大きく結果が変わると言うジレンマに悩まされるわけです。

さて、皆様ならどちらを選択しますか?
ラベル:診断士 資格 経営
posted by ネット田中 at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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