2008年10月20日

サービス残業

サービス残業という言葉は、もう当たり前のように耳にしますね。

あえて定義すれば、実際に法定労働時間以上を働かせていながら割増賃金を払わないこと。を言います。

ところで、法定労働時間って何時間でしょうか?

はい。1日8時間、週40時間で休憩時間は除き、準備時間と手待ち時間は労働時間に含みます。

また、法定労働時間を超えて働かせるのは原則禁止なのです。

それ以上、働かせるためには労働基準法36条に基づく労使協定が必要で、これを36協定と言います。

サービス残業を強いる最も典型的な例を紹介します。

それは、労働者自身に残業時間を申請させることです。

自己申告させれば労働者側は傾向として自制気味に過少申告するのです。

尚且つ、会社側にとってみても、タイムカードなどと違い客観的証拠が残らないのです。

その他にも、うちは、年俸制だから、裁量労働制だから、手当てに残業代が含まれているから、などなど、何の法的根拠が無い理由をあげるケースが多々あります。

真っ正直に働いた対価としての賃金です。

義務を果たしたならば、権利も主張すべきですが。

なかなか、労働者個人が会社と戦うのは現実的ではありませんね。

一つの解があります。

労基署に申告することです。

会社に知られたくなければ、その旨を話しておけば、慎重に調査を進めてくれます。

ところで、サービス残業という言い方ですが、いかにも労働者側が善意でやっている印象を与えますね。

労働行政を管轄する厚生労働省では、サービス残業という言葉は使いません。

賃金不払い残業と呼んでいます。
posted by ネット田中 at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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