2008年10月09日

コンピテンシー理論

仕事ができる人とは?

業績は学歴や知能とは相関関係が無い!

この研究発表をしたのが、70年代ハーバード大学のマクレランド教授です。

彼はアメリカ国務省の依頼を受けて、外交官の業績格差について研究しました。

業績は学歴や知識レベルの高さとは相関関係が見られないが、高い業績の人たちには共通の行動特性があることに気づきました。

この共通の行動特性がコンピテンシーです。

90年代にかけてアメリカをはじめ日本でもビジネス分野でブームとなりました。

人事評価や社員教育、人材採用において大いに利用されています。

協調性など曖昧な能力では無く、具体的な行動特性がポイントとなります。

つまり、高い業績を上げる人たちの共通する行動を分析し、それをみんな真似れば会社業績は上がるとなります。

世界一著名な経営学の博士がいたとします。

この博士に町工場の中小企業の経営を任せたとします。

結果はどうなるでしょうか?

世界一の経営理論をもった博士が経営者としては世界一でないのは経験則としてもあきらかですね。

仕事ができるか否かは、学歴や知能ではない。

まわりに仕事ができる人を探して見て、その人の行動を真似て見てはいかがでしょうか。

貴方の業績も上がるはずです。(この理論によれば)

一度お試しあれ。
posted by ネット田中 at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック