2008年09月28日

国際機関の集積ジュネーブ

WHO世界保健機関、WTO世界貿易機関、赤十字国際委員会など、、多数の国際機関が本部を置くのはスイスのジュネーブです。

イギリスやフランスなどの欧州のメジャーな国ならともかく、どうして、スイスなのか?

その理由は、やはり、永世中立国であることが大きいと言われています。

政治的に偏りがあると、国際会議でも公正・公平な運営ができませんね。

どこの国とも中立な立場で議論できる。これが、大きなメリットです。

ところで、スイスは、もともと4つの地域が集まって成立した国家なんです。

そのため、政治は首都のベルン、経済はチューリッヒで文化はバーゼルです。

そして、外交はジュネーブとなります。

東京一極集中の日本と違い、それぞれの国家機能が各地域にバランスよく分散しています。

ちなみに、ジュネーブの人口は、なんと、たった18万人で、面積が16Kuです。

スイスという国は国連に加盟したのも最近の2002年で、EUにはいまだ加盟していません。

北京五輪が終わり、次なる国際スポーツイベントは、なんといっても、2010年のワールドカップです。

五輪主催のIOCはローザンヌ、W杯主催のFIFAはチューリッヒ。

やはり、どちらもスイス国内に本部があるんですね。
posted by ネット田中 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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