WHO世界保健機関、WTO世界貿易機関、赤十字国際委員会など、、多数の国際機関が本部を置くのはスイスのジュネーブです。
イギリスやフランスなどの欧州のメジャーな国ならともかく、どうして、スイスなのか?
その理由は、やはり、永世中立国であることが大きいと言われています。
政治的に偏りがあると、国際会議でも公正・公平な運営ができませんね。
どこの国とも中立な立場で議論できる。これが、大きなメリットです。
ところで、スイスは、もともと4つの地域が集まって成立した国家なんです。
そのため、政治は首都のベルン、経済はチューリッヒで文化はバーゼルです。
そして、外交はジュネーブとなります。
東京一極集中の日本と違い、それぞれの国家機能が各地域にバランスよく分散しています。
ちなみに、ジュネーブの人口は、なんと、たった18万人で、面積が16Kuです。
スイスという国は国連に加盟したのも最近の2002年で、EUにはいまだ加盟していません。
北京五輪が終わり、次なる国際スポーツイベントは、なんといっても、2010年のワールドカップです。
五輪主催のIOCはローザンヌ、W杯主催のFIFAはチューリッヒ。
やはり、どちらもスイス国内に本部があるんですね。
2008年09月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック