ITの進展に伴い、顧客データをコンピュータで蓄積、管理し活用するシステムが飛躍的に発展しました。
こうした蓄積したデータを利用し、顧客の行動分析を行い、適切な販促アプローチをしようと言うのが、データベース・マーケティングです。
注意すべきは、新規顧客の開拓というよりは、既存顧客への継続利用や購入額拡大を目的にしている点です。
先駆者は、クレジット・カード会社と言われており、カード登録時の情報やカード利用履歴から、その人の嗜好にあった商品やサービスをダイレクトメールで送ったのが始まりとのことです。
最近では、Web技術やインターネットの普及に伴い、ホームページにアクセスした顧客が、サイトの中のどのコンテンツを、どのくらいの時間見て、何を購入したかをデータベースに記録し、その顧客にあったページを表示するサービスなどが行なわれています。
既存の顧客を重視し、個々の顧客に合わせてサービスを提供する点では、消費者にとってもメリットは大きいと思います。
ただし、尚のこと、個人情報の管理は、しっかり、お願いしたいものです。
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