2008年09月20日

量刑に相場?

日本でも裁判員制度が話題になっていますね。

お隣の韓国でも市民が加わる刑事裁判が2月から始まりました。

韓国では、有銭無罪、有権無罪という不公平な裁判を揶揄した言葉があり、お金があれば無罪で、権力があれば無罪という意味です。

公平な裁判を目指し制度を改革しましたが、裁判に加わる市民の一番の悩みは量刑なんです。

有罪無罪を争う判断をするケースより、有罪だがその量刑をどうするかが悩みということです。

そこで、量刑の相場というのがあります。

国によっても裁判官によっても違い、同じ国でも地域で異なったりします。

日本は、比較的、量刑は安定していて、裁判官が公平を重んじてきたためと言われています。

ただ、社会背景や世論の動向によって、時代ごとに量刑は変遷しています。

典型的な例が交通事故死です。

業務上過失致死罪となった場合、交通戦争と言われた70年代は量刑が重く90年代後半まで年々、量刑は軽くなっていきました。

99年に東名高速での飲酒運転による死亡事故をきっかけに、厳罰を求める世論が高まり、01年に危険運転致死罪ができて、急激に量刑は重くなりました。

90年代の2、3倍と言われています。

日本の裁判員制度スタートがいよいよ8ヵ月後にせまりました。

人を裁く。この難しさは言うまでもありません。

でも、難しさゆえに逃げてはいけないと思うのです。






posted by ネット田中 at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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