2008年08月26日

フリークエント・ショッパーズ・プログラム

現在、ポイントサービスはいろいろなところで見られますね。

小売や家電、ホテル、金融(クレジット)など様々なポイントサービスが定着しています。

もともと、ポイントサービスや特典サービスは、優良顧客の囲い込みとして考えられました。

その契機となったのが、8対2の法則です。

全収益の80%は、20%の優良顧客によって生み出されるという考え方です。

経営理論では、優良顧客を囲い込む様々な販売促進プログラムをFSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)と呼んでいます。

FSPの最初の事例は、1981年に当時のアメリカン航空が始めたフリークエント・フライヤーズ・プログラムです。

これは、今で言うマイレージ・サービスのことです。

日本でも、定着したのは、1996年に景品表示法が改正され、FSPは、景品では無くて値引きであると解釈されるようになり、急激に普及したと言われます。

景品(いわゆるオマケ)か値引きかでは、導入企業にとっては税金で大きな差がでるからですね。

最近のFSPの傾向では、他業態との提携(例えばクレジットカードのポイントをマイレージに交換するなど)が盛んです。

消費者にとっては、ますます、便利でお得なサービスとなっています。

一方、企業側から見るとFSPは先行メリットが大きく、ただの追随だと値引き競争となります。

企業の販促戦略から生まれたFSPですが賢く利用しようじゃありませんか。

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posted by ネット田中 at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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