小売や家電、ホテル、金融(クレジット)など様々なポイントサービスが定着しています。
もともと、ポイントサービスや特典サービスは、優良顧客の囲い込みとして考えられました。
その契機となったのが、8対2の法則です。
全収益の80%は、20%の優良顧客によって生み出されるという考え方です。
経営理論では、優良顧客を囲い込む様々な販売促進プログラムをFSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)と呼んでいます。
FSPの最初の事例は、1981年に当時のアメリカン航空が始めたフリークエント・フライヤーズ・プログラムです。
これは、今で言うマイレージ・サービスのことです。
日本でも、定着したのは、1996年に景品表示法が改正され、FSPは、景品では無くて値引きであると解釈されるようになり、急激に普及したと言われます。
景品(いわゆるオマケ)か値引きかでは、導入企業にとっては税金で大きな差がでるからですね。
最近のFSPの傾向では、他業態との提携(例えばクレジットカードのポイントをマイレージに交換するなど)が盛んです。
消費者にとっては、ますます、便利でお得なサービスとなっています。
一方、企業側から見るとFSPは先行メリットが大きく、ただの追随だと値引き競争となります。
企業の販促戦略から生まれたFSPですが賢く利用しようじゃありませんか。
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