160日におよぶ通常国会が終わり、今月末にも臨時国会が召集される見込みです。
日本の国会には会期があり、国会法で定められていますが、ここに重要な原則があります。
一事不再議の原則と会期不継続の原則です。
前者は、一度否決されて廃案になった法案は同じ会期中に再議できない原則で、後者は、法案審議は会期中に終えないといけない。つまり、会期を終えると自動的に廃案になります。
もともと、会期は中世ヨーロッパの議会の名残と言われています。
国王が議会を召集し、法案を審議しますが、何か原則がなければ、際限なく法案審議を続けることになります。
そこで、一定の原則を決め会期というルールが定着しました。
実は、世界的には、国会に会期を設けているのは少数派なのです。
アメリカは、会期は2年で、イギリスは、総選挙から次の総選挙までが会期で最長5年、ドイツが4年です。
1年間に通常国会と臨時国会を設けているのは、日本と韓国です。
際限なく議論が続こうとも徹底的に議論しようよ!
というのが世界的な流れのようです。
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