国の経済成長の指標として定着していますが、最近になってGDIという指標が注目されるようになりました。
なぜかというと、実際のGDPは高成長なのに企業や生活者の意識と隔たりが大きいからです。
例えば、直近の2008年第1四半期のGDP成長率は年率換算でなんと4%なんです。
4%と言う数字は景気が良いとされるEUとほぼ同じ水準です。
でも、我々には少しも景気が良いとの実感がありませんね。
そこで、GDIの登場となります。
GDIは、国内総所得といい、GDPに交易利得(国内と海外の所得の出入)を足して計算されます。
原油や穀物の高騰で交易利得はマイナスになります。
ちなみに、先ほどのGDP4%はGDIにすると0.4%となります。
過去高度成長期には、GNP(国民総生産)が経済指標の中心だったのが今はGDP(国内総生産)にかわりました。
次はGDI(国内総所得)に移り変わるのでしょうか。
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