2008年08月02日

経済指標GDI

経済指標でGDP(国内総生産)はお馴染みですね。

国の経済成長の指標として定着していますが、最近になってGDIという指標が注目されるようになりました。

なぜかというと、実際のGDPは高成長なのに企業や生活者の意識と隔たりが大きいからです。

例えば、直近の2008年第1四半期のGDP成長率は年率換算でなんと4%なんです。

4%と言う数字は景気が良いとされるEUとほぼ同じ水準です。

でも、我々には少しも景気が良いとの実感がありませんね。

そこで、GDIの登場となります。

GDIは、国内総所得といい、GDPに交易利得(国内と海外の所得の出入)を足して計算されます。

原油や穀物の高騰で交易利得はマイナスになります。

ちなみに、先ほどのGDP4%はGDIにすると0.4%となります。

過去高度成長期には、GNP(国民総生産)が経済指標の中心だったのが今はGDP(国内総生産)にかわりました。

次はGDI(国内総所得)に移り変わるのでしょうか。

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posted by ネット田中 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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