2008年07月18日

デカップリング論と中小企業

『デカップリング』というのは、アメリカ経済が落ち込んでも、その他の国が支えて、世界経済は大丈夫という状態を言います。

昨年、国際通貨基金IMFが言い出しました。

株式相場を持ち上げるためのリップサービスとの噂もありますが、毎日、新聞紙上で、アメリカ経済が落ち込んでいると吹聴されると心配になりますね。

日本のアメリカへの輸出金額シェアは、2000年の30%から現在は20%程度になっています。

数字を見る限りは、アメリカ1国の経済が世界経済を左右するとは、確かに言いがたくなりました。

ところで、BRICsを中心とした新興国への進出を早くから手がけているのは、実は、大手より中小企業なのです。

特に中小の製造業は、中国や東南アジアなどに積極的に進出しています。

やはり、中小の小回性と意思決定の早さという点では、強みを発揮する場面なのです。

とかく、日本では、アメリカと日本のメジャー企業の動向ばかりが話題になります。

新聞でもニュース番組でもそうです。

グローバル化の進展で、日本経済を支えるのは、新興国と中小企業だと思うのです。

各種メディアでも、申し訳程度でなく、積極的に取り上げてほしいです。

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posted by ネット田中 at 10:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 診断士の中小企業問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>グローバル化の進展で、日本経済を支えるのは、新興国と中小企業だと思うのです。

本当におっしゃる通りですね。
まぁ、マスコミ報道の偏りは今に始まったことではありませんが・・・。
一番変化していないのが、マスコミかもしれませんね。
応援凸
Posted by 西森憲司 at 2008年07月19日 16:11
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