2022年06月11日

賃金と人件費

補助金申請に向けて、リサイクル経営者と事業計画を作成しています。

申請条件には、最低賃金からの上乗せの計画が求められていますが、

賃金UPは経営上の大きな負担です。

どのくらいか。

人を雇うと、賃金を給与として払います。

給与以外にも、賞与があり、退職金、退職年金にかかるコストがあり、

退職金は、あらかじめ引当てておきます。

これ以外にも、社会保険料の事業主負担が。

手厚く住宅資金の貸付や趣味活動への援助などがあれば、法定外福利費として計上されます。

もっと言うと、教育研修の経費、採用にかける経費もあります。

これらすべてを合算したものが総人件費。

よく給与の3倍稼いで一人前と言われてましたが、受取る賃金と負担する人件費には相当の開きがあるんですね。

というような話を交えつつ、経営者とどこまでUPするかは検討中です。

ところで、財務情報として、ミラサポに人件費を入力します。

人件費は、通常(私の理解)役員報酬は含まないのですが、

こちら含むとあります。

中小事業者は、経営者のウエイトが大きいからでしょうかと、思うのですが、

実際はどうなのでしょうか。


posted by ネット田中 at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする