2022年04月24日

厳罰のデジタルサービス法

昨日は、城西ビジネス診断士会。

改正個人情報保護法の話でのトピックスを備忘録かねて記事にしました。

ネットを通じた中傷などに対応するため、日本では改正個人情報保護法ありますが、

その何倍も強烈なのがEUのデジタルサービス法です。

GAFAなどプラットフォーム事業者に義務を課す法律で違法なコンテンツを利用者から通報を受けたら速やかに排除しなさいとしています。

罰則も飛びぬけていて、世界売上高の6%で、Facebookが売上16兆円程ですので、おおよそ罰金1兆円となります。

違法性では差別やデマは判断が微妙な場合がりますが、詐欺的な誘導を行うダークパターンは明らかなので大いに効果がありそうです。

一方、こちら巨大IT企業の強すぎる影響力を抑え込むのが狙いとも言われています。

世界経済の覇権争いの様相も一面あるかなと。

日本でもデジタルサービス法と似た法律が昨年施行されていたんですね。

プラットフォーム取引透明化法、禁止行為が明示されていなく罰金が100万円ということで実効性に難点がありそうです。

ただ何でもありのネット社会のルール作りには、賛同したいと思うのです。


ラベル:GAFA 法律
posted by ネット田中 at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月17日

雇用保険料率UPの影響

新年度に入り雇用保険料率がUPします。

雇用調整助成金向け支出など、長引くコロナ禍で枯渇する雇用保険財源確保が背景にありますが、

4月・10月と段階的に引上げられ、労使合わせて賃金の0.9%を負担する保険料率が、2022年4月〜9月は0.95%に、2022年10月〜 1.35%にUPします。

例えば、月収30万円ならば、

労働者負担(月額): 900円 → 1,500円 (プラス600円)

事業主負担(月額):1,800円 → 2,550円 (プラス750円)

労働者側も厳しいですが、最低賃金の引き上げなどで人件費の負担が増している中での、事業主負担増は、かなり厳しいというのが実感です。

また、多くの人手を要する建設業では、一般事業所より0.3%高い、1.65%になります。

雇用維持に使われた助成金が、廻り回って雇用保険料率UPとなり、逆回転しないか心配となります。

結局、中小事業者は、生産性向上でこれを補うしかないことになります。

withコロナ時代です。

posted by ネット田中 at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の中小企業問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月10日

新入社員の季節

電車の窓からピカピカの一年生を見つけると、新年度がスタートしたなと実感が。

会社では、新社長が新入社員に訓示し、この素晴らしい会社にようこそ、と挨拶。

そして、新入社員の初出勤も翌日からは、早速、在宅勤務のハイブリットになりました。

貴方にとって仕事とは?

歓談の中で、こういう問いが。

サラリーマン生活を長く続けていく中では、時折、誰しも考えますね。

生きるに必要な、眠る、食べるを除くと、人生で最も長い時間を費やすのが仕事。

ですから、仕事とは人生そのものと答える人も多いのではないでしょうか。

人生には、悩み、楽しみ、ありとあらゆる感情の場面がありますが、仕事の中で体感することが多いのも事実です。

私は、仕事とは、こだわりとあきらめ、と答えます。

その心は、人生と同じで、ちょうどいいバランスが大事かなと思うからです。

新入社員の季節、皆さんにご健勝を。
posted by ネット田中 at 16:23| Comment(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月04日

DXと仮名加工情報

一昨日は、研究会チームの会合。

4月に施行スタートした、個人情報保護法改正についての勉強会となりました。

備忘録兼ねて記事にします。

まず、改正のポイントです。

・個人の権利の拡充
・事業者の守るべき責務が追加
・企業の特定分野(部門)を対象とする認定団体を認定できる
・データ利活用の推進
・ペナルティ(法定刑)の強化
・外国事業者への罰則追加

ここで注目は、データ利活用の推進です。

「仮名加工情報」というのが創設され、個人情報保有者の義務を緩和しています。

従来、個人情報を加工して個人を特定できない情報に変換した場合でも、個人情報と同じ対応が必要でした。

創設された仮名加工情報は、「他の情報と照合しない限り、特定の個人を識別することができないように個人情報を加工して得た個人に関する情報」のことを指します。

この仮名加工情報ですが、利用用途して例示されています。

・医療・製薬分野等における研究

・不正検知・売上予測等の機械学習モデルの学習

・利用目的を達成した個人情報を、仮名加工情報として加工した上で保管し将来的に統計分析に利用する

そうなんですね。

DXを推進すべく、個人データを活用しやすくしたものと捉えても良いかと思います。

改正個人情報保護法は、「個人の権利・利益の保護」と「個人情報の有用性」のバランスを図るための改正と言えそうです。
ラベル:個人情報
posted by ネット田中 at 16:24| Comment(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする