2022年02月01日

計画年休と生産性

会社勤めの方には、有給休暇の取得を奨励される機会が増えているかと思います。

毎度言われているように、先進国の中でも有給休暇の消化率が飛びぬけて低いのが日本。

労働基準法では計画年休について定めており、労使協定で折り合えば、時期や日数を決めて一斉に有給休暇とすることができます。

この計画年休も欧米に比べて極端に低い年休取得率を改善しようとして導入されたんですね。

本来は年休を100%自由に完全取得するのが理想なのですが、そうさせないのは、日本人の仕事観なのか、日本企業の仕組みの問題なのか、はたまた社会風土なのか。

仕事観については、昔と相当変化していると思うのですが。

仕事より家庭を優先したり、出世を望まず、そこそこの暮らしを望むなど、若い世代の意識はかなり変化していると。

やはり、本人の意識より周りの環境からの影響が大きいと思うのです。

環境といえば、2年続くコロナ禍で出社をさけるために休暇など。

先週、城西ビジネス診断士会の発表の中でドイツ勤務の経験談が記憶に残りました。

仕事のスピード感が違って、とにかく早いし濃密で、終わればさっさと帰る、、

生産性が高いのもうなずけると。

日本でも計画年休が生産性を高める契機になればと思ったしだいです。

posted by ネット田中 at 14:00| Comment(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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