2012年01月28日

オリンパス内部通報者に人権侵害

なにかと話題のオリンパスが、また、やってくれました。

東京弁護士会はオリンパス社内で内部通報窓口を利用した社員に重大な人権侵害があったとして警告書を出しました。

日本には、内部告発を促す、内部告発制度(公益通報者保護法)が2006年に施行されています。

以前に、このブログにも記事にしましたのでご参考にご覧ください。

http://shindansi.seesaa.net/article/107404744.html?1252151168

しかし、日本の制度実態は、寂しいかぎりですね。

公益通報者保護法は良い法律でも、企業への厳しい罰則がないかぎり、実質、機能しないのが明らかです。

しかも、今回のオリンパス事件では、社外にではなく、自社のコンプライアンス部署に通報して、社内で見せしめとして閑職に追いやるのですから、陰湿な体質を物語っています。

オリンパス社内にコンプライアンス部署を置いていても、社外向けのポーズに過ぎないのは明らかですね。

今日の新聞紙面の片隅に掲載された記事です。

憤りを感じたのは、多分、私だけではないと思います。






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2012年01月21日

社外取締役

会社組織で取締役は経営の責任者であり、その中から代表取締役を選びます。

最近のニュースでお騒がせしているオリンパスや大王製紙の問題で社外取締役が注目されているようです。

日本の多くの大企業では取締役は社内からの昇格者が多くを占めます。

これ自体は悪い事では無いのですが、弊害もあって、どうしても同じ会社の仲間意識が働いて、間違ったことでもわざと見過ごしてしまうのです。

その典型例が先の2企業ですが、海外の外国企業からは奇異に見えるようですね。

そこで登場するのが社外取締役で会社の中にいなかった人から選ばれ会社経営者をチェックする役割を担います。

見方を変えれば株主や消費者の代表とも言えます。

この社外取締役ですが、国際比較で言うと欧米では取締役の7〜8割以上が社外取締役なのに対して日本は1割以下となっています。

また、同じ社外取締役であっても利害関係を持たない人を選ばないと意味がありませんね。

グループの会社や取引のある会社の人は社外取締役しないのが欧米流で独立取締役とも呼ばれています。

ちなみに、オリンパスでは社外取締役は全く機能しなく、大王製紙は社外取締役さえいませんでした。

日本の会社も急いで社外取締役の仕組みを整えないといけませんね。
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2012年01月08日

エダノミクスとマエハラノミクス

混迷する民主党の経済政策に2つの対立軸があります。

今朝の朝日新聞の記事がとても面白かったので紹介します。

経済産業大臣の枝野さんと民主党政調会長の前原さんですが、その経済政策は両極と言われているそうです。

かつてのアメリカ大統領レーガン氏の経済政策をレーガノミクスと呼んだのを真似て、エダノミクスとマエハラノミクスと命名しました。

枝野さんの主張は、経済成長にこだわらず、幸福を実感できる新しい暮らしを求めようとしています。

枝野さんは、経済成長を掲げない初の経済産業大臣かもしれませんね。

対する前原さんは、グローバル市場に進出し、あくまで成長を追求しようと訴えています。

日本国内市場が萎む中で成長するアジアなど海外に進出し豊かさを取り戻そうと言うのです。

二人とも40代の若きリーダーです。

日本が選びうる今後の道を二人の動向から見ていきたいと思うのです。

posted by ネット田中 at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月28日

EDLP

EDLPはEveryday Low Priceの略で直訳すると毎日低価格となります。

小売業の販促戦略ですね。

よく特売日というのがありますが、特定日だけでなく、一貫して低価格を実現するための価格戦略でもあります。

ではどうして、毎日低価格が実現できるかと言うと徹底したコストカットと効率化にあります。

例えば、通常、週2〜3回実施するチラシ配布を止めて、チラシやPOPに使う販促費を3割〜4割カットします。

パートが1人でこなす作業を複数にするマルチジョブを導入し、総人件費もカットするのです。

例えば、品出しや総菜の加工を担当しますが、買い物客で混雑する繁忙時間帯はレジも担当するといった具合です。

そんなEDLPですが、店舗の立地によって向き不向きがあるようです。

平日の来店頻度が多く、狭い商圏に多くの居住者が住む住宅街に向いているのです。

逆にロードサイドに立地する大型店では、週末に買いだめする客が多いため不向きと言われています。

EDLPのメリットがもう一つあります。

価格の上下によるリスクを売り手、買い手の双方が回避できることです。

そんなEDLP店ですが、皆様もお近くのお店を分析してみてはいかがでしょうか。

posted by ネット田中 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月17日

トヨタ生産方式の復活

世界のトヨタ。業績がいまいちパットしませんね。

逆にGMなどが復活の兆しを見せています。

トヨタと言えば世界に名をはせた「トヨタ生産方式」があります。

この生産方式に習って飛躍的に生産効率を高めたメジャー企業が数多くあります。

2000年代に入ってアメリカ政府にまで取り入れられ、劇的な効果をあげました。

トヨタ生産方式は、「カイゼン」に加えて、必要なものを必要な時に必要な分だけ生産・納入して無駄を省く「ジャスト・イン・タイム」や後工程が前工程に必要な部品の種類と量、時間を伝える「かんばん方式」などが知られています。

しかし、その全体像は、いまだ、明らかにはなっておらず、製造システムというより、トヨタの経営哲学とも言われています。

成功する企業もある中、長期的な定着が難しいと言われています。

トヨタ生産方式という経営哲学の秘法で復活なるか、今後のトヨタに注目したいのです。
posted by ネット田中 at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする