2023年03月27日

診断士も転勤の季節

大宮公園の桜が満開のころ転勤の季節となります。

この頃は、お近くでも引っ越しトラックを頻繁に見ることに。

コロナ禍を経て、少なく感じるのは私だけでしょうか。

転勤は、一大ドラマで人生の大きな転機ともなりますね。

単身赴任か、家族を連れていくか、新しい赴任先に馴染むことができるか、

不安いっぱいの気持ちを抱えつつも、意外と淡々と物事が進みます。(自身の経験から)

転勤には、良い転勤と悪い転勤があります。

左遷と言う名の転勤もあれば、老親介護のため近隣所在地に転勤を命じる温情人事もありますね。
(最近は無茶な転勤命令は少なくなった?かと)

今年も、この季節、懇意の企業内診断士から転勤のご挨拶メールをいただきました。

しばらく、診断士活動はお休にして休止申請(15年間の猶予)を提出。

今週末に引っ越し。

広島はちょうど桜が満開とのことです。


ラベル:会社 転勤
posted by ネット田中 at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の会社生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月19日

知財こそ人を幸せに、、

知財テーマに所属研究会で外部講師の講演を聴講しました。

備忘録兼ねて記事にします。

「知財こそ人を幸せにできると信じ22年! いま一度、原点回帰し、報恩の精神で、世界標準に挑みます!」

タイトルの通り、知財がテーマ。

日本の特許登録件数は、ここ十数年は毎年、約17万件前後で推移しています。

出願件数は、2006年の40万件から2020年の28万件に減少しています。

どう見るか意見がわかれるところですが、特許出願の厳選、量から質への転換が進んでいるとの見方ができます。

世界的には、アメリカを凌いで中国の台頭が目を引きますね。

知財戦略が国の経済力に大きく影響することは間違いないようで、企業においても同様、もって中小企業もです。

講演者の小川社長は、電機メーカーで電子制御機器の製造などに携われた後に発明好きが高じて2000年に実家裏手の借家を仕事場として創業されました。

その後の経歴がユニークで、塗装会社からの依頼をきっかけに生産管理などのコンサルティング業もスタートさせています。

その関連で取得したのが塗装技術の特許。

地球環境に優しい100%無機塗料、ゼロ・クリアとして販売されています。

また、天井クレーンの塗装品搬送で誤操作により社員が怪我をしたことを契機に安全操作できるコントローラーの開発。

これも特許登録し、主力製品に成長しています。

こちら着想の起点は、人に役立つ現場改善の発想からで、それを商品として世に出すためには、中小企業も知財が武器に。

思いは、知財こそ人を幸せにすると。

外部講師の講演を聴くたびに思うのですが、経営者の熱量がすごいんですね。

聴いている私も何か応援したくなり、ゼロ・クリアコーテイング商品を買いに行こうかなと。

直近では、国の補助金(卒業枠)の支援も得て、中小企業から中堅企業へ。

株式会社五合 代表取締役 小川 宏二氏

まだまだ五合目、これからと。

ラベル:診断士 知財
posted by ネット田中 at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の協会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月08日

お試しChatGPT

ChatGPTを試してみました。

いろんな解説を聞くよりも試し見るのが一番ということで、ポータル画面へ


ブログページなんですね。

Try ChatGTPボタンからGoogleアカウントでサインアップすると、すぐに利用開始。

トラブルは初回のみ、ブラウザの翻訳機能をオンにするとエラーとなるようでオフに。

検索窓から日本語で入力すると日本語で回答が返ってきます。

早速、いくつか入力すると、数秒のタイムラグがあって返信が、、

ご支援先の江戸前寿司店の質問にも、、、

すごいOpenAIさん

AIが黎明期経て成熟期?に向かいつつ、お手軽AIの先鞭をつけたなとの印象を持ちました。

今後は、ChatGPTと連携したビジネスモデルが誕生すると期待します。

添付画像は、日本の中小企業政策について、

ベタな質問ですが。


ChatGPT.png

ラベル:AI
posted by ネット田中 at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のIT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月27日

コロナ禍のハイコンテクスト文化

理論政策更新研修にて。

この研修の特徴は、経営者インタビューなど実在の事例を基にしている点、

テーマは、地域からの海外進出。

九州のとある電気装置メーカーが中国に進出するケースです。

受講生の改善討議での意見、日本人同士と違い、海外では明確に指示しないと通じないとのこと。

現地社員に、「この商品をA社に届けてきてください」と指示します。

いつまでたっても帰ってこないので、どうしたのと電話をすると、届けましたとの返事。

そう、この現地社員は、指示通り届けたのです。

日本人なら帰って報告しますよね。

これを説明するのが、ハイコンテクスト文化というそうです。

日本は1を伝えれば文脈を読み取り2や3の行動を起こすハイコンテクスト文化なんです。

コンテクストは文脈とか共通の知識とかコミュニケーション基盤のことで、逆の文化がローコンテクスト文化。

意思疎通に言語依存度が高い欧米諸国がローコンテクスト文化。

しかし、コロナ禍を経て、在宅勤務にネットミーティングが多くなりコミュニケーションにも微妙な変化があるように感じます。

顔色やしぐさ、微妙な空気感が読めない環境がそうさせているのかと。

どうでしょうか。
posted by ネット田中 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月17日

リカレント教育のお値段

リカレント教育は、社会に出た後にも教育を受けて仕事と教育を繰り返すこと。

最近では、国を挙げて後押ししていますね。

仕事を休まず学び直すスタイルも含まれていて、社会人の学び直しとも呼ばています。

中小企業診断士の資格取得もこの学び直しに入るかと。

実際に診断士合格者の8割が企業勤務者です。

このリカレント教育にも当然ながらお金がかかります。

例えば、診断士資格、私の経験と診断士仲間の話を交えてお話します。

私は診断士資格取得に延べ4年かかりました。

家族にも迷惑をかけ、真剣に勉強したんですが4年もかかってしまいました。
初年度受験は独学で挑戦!かかった費用は書籍代と模擬試験代で3〜5万円程度。

結果は見事に1次試験で落選。

2年目は一発奮起しマンパワーという大手資格受験校で通学コースを選択。

かかった費用は追加試験や特別講義代を含め25万円くらい。

この年の受験では、1次試験合格、2次試験不合格となりました。

3年目は受験校で2次試験対策の答案練習コース受講して念願の2次試験に合格。

かかった費用は10万円くらいだったと。

合計すると約40万円くらいとなります。

他の診断士仲間の話を聞いても、おおそそ同じくらいの費用がかかっているそうです。

通信教育で1発合格とい方もいましたが、このケースでTOTAL15万円くらいかな?

もう一つ、中小企業大学校で診断士資格をとった仲間がおります。

受験校で知り合った仲間ですが、たまたま3名も大学校から資格取得しました。

2人は、信用金庫勤務者で全額勤務先負担です。従って0円!

しかも1年間の寮費と給与も支給とのことで、羨ましいかぎり。

もう一人が自腹です。このケースでは、百数十万円?
(確かではありませんので注意!本人が口を割らないので)かかると思う。

当然ここに書きました費用は、実体験費用で一般的平均費用ではありません。

また、受験勉強に要した時間を費用換算しますと。。。あ〜 恐ろしいや〜です。

現実問題、お金がかかるリカレント教育ですが、

国や自治体などで各種給付金など助成制度が用意されています。

なりたい目標に向かって、制度をうまく活用されることをお勧めします。

ラベル:診断士 教育
posted by ネット田中 at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする